今年のゴールデンウイークは、いかが過ごされますか?
D・プロデュースの近藤です。
お世話になります。
さて、4月は新入社員の研修等々で慌ただしかったと思います。
また、社員の育成に頭を悩ますお客様が多く、「社員のスキルがなかなか上がらない」、
「管理職研修はどうしたらいいのか?」などのご相談を受けることがあります。
社員の「教育・育成」は、大きく3つのカテゴリーがあると言われております。
①「知識」の教育
文字通り、仕事を行う上で必要な知識についての教育です。
②「技能(スキル)」の教育
仕事を行うための技術の教育です。
知識がいくらあっても、実務ができないと困るので、OJTなどを通して「できる」ようにトレーニングしていきます。
③「マインド」の育成
簡単に言いますと、「人間力」です。仕事への意欲、誠実さ、協調性、豊かな人間性を育成します。
どんなに知識があって、スキルが高い人材でも、人間力の低い人は、人望が無いので、組織で活躍するのは難しいです。
「知識」や「技術」は、後から身につけることは可能です。
しかし、「マインド」については、育成にかなりの時間がかかります。
そもそも、人は望んでいない方向に成長したがらないので、会社が求める方向と本人の価値観が合わないと、
どんなに教育しても、結果としてお互いに不満しか残らないということもあります。
逆に、本人が「こんなふうに成長したい」と願い、それが会社にとっても目指す方向だと、
「育成・教育」は大きな効果をもたらします。
組織の価値観にあった人材であれば、「知識」や「スキル」は後から身につけることが可能です。
しかし、いくら「知識」や「スキル」があっても、組織の価値観と真逆の人材は、その中で活躍することは難しいのです。
今後の採用活動や研修のご参考にしていただければと思います。